【Chart.js】幕内力士の膝のケガの割合を円グラフで表示しました。

膝のケガの割合調査

2023年の五月場所が終わって、非常に気になったことがあります。

芋の里

膝をケガしている力士が多い・・・
照ノ富士、貴景勝は土俵を降りるのもきつそうです。

ケガをしていると相撲をとるのはもちろん、日常生活でも大変でしょう。

しかも力士のように100kgを余裕で越える体重を支えるのはきついと思います。

気になったので、五月場所の千秋楽の幕内の動画を確認し、膝にサポーター、テーピングを付けている割合をチェックしました。

そのチェックした割合を、「Chart.js」というJavaScriptライブラリでグラフにして表示するようにしました。

動画は芋の里がブックマークしている「大相撲取組動画 速報・結果 | NHKスポーツ」で2023年五月場所の千秋楽の動画でチェックしました。

芋の里

肌色のテーピングが見えなくて間違えているかもしれません!

膝にサポーター、テーピングをしている割合



これを見ると、約半数が膝に何かしらの問題を抱えていると考えられます。

プログラム

HTML&JavaScript

<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/chart.js"></script>
<canvas id="myChart" width="400" height="400"></canvas>
<script>
    // Chart.jsの円グラフの設定
    var ctx = document.getElementById('myChart').getContext('2d');
    var myChart = new Chart(ctx, {
        type: 'pie',
        data: {
            labels: ['両方している', '片方している', 'していない'],
            datasets: [{
                data: [11, 7, 23],
                backgroundColor: ['#e2575a', '#f28e2c', '#a5a5a5']
            }]
        }
    });
</script>

1行目でChart.jsのライブラリを読み込んでいます。

2行目でcanvas要素を作成しています。このcanvas要素は、円グラフが描画される場所です。`myChart`というID属性がついているので、JavaScriptでそのIDを見つけて円グラフを作ります。

5行目で先ほどのIDの`myChart`を取得しています。

6行目からはグラフの内容を指定しています。

膝のケガの原因

力士の体重の増加

力士の体重が50年で33kg増えているという記事もあります。

昔はほとんど現在から比べると体重の軽い力士VS重い力士で、体重の重い力士は土俵から落ちることが少なかったのが、現在では体重の重い力士同士が当たることが多く、必然的に思い切り押し出され、土俵から落ちたり、投げられたりしたときにケガをすることが多くなったとも考えられます。

「練習量が少ない」という意見も聞かれますが、昔はワゴン同士で当たっていたのが、今はトラック同士で当たっているような状況とも考えられますので、上の方たちも柔軟に深刻に考えてもらいたいと思います。

膝のケガの割合を防ぐためには

既に相撲界入りした時点で膝に問題を抱えている力士もいますので、相撲界入りした後の対応策を勝手に考えました。

土俵の周りのクッションマットを2段にする

相撲、土俵外のマットを増やす
芋の里としては一番現実味がありそうな案かと思っています。土俵の高さを低くすると、今までの土俵の作り方を変えなければいけないので、土俵周りのクッションマットを2段もしくは3段にし、広くする形がいいと思います。

12日目の照ノ富士VS若元春の取組で、最後に照ノ富士が土俵から両足で落ちた時、また膝を痛めてしまったように見えたので、土俵から落ちるときの衝撃をできるだけ和らげたいと考えました。

土俵から落差のある場外に落ちて膝をケガする問題はある程度防げるのではないかと思われます。

土俵の俵の外側を大きくする

相撲、土俵の場外を拡大
土俵の俵の外が狭いので、落ちるのも早いのではと感じます。

土俵外を広くすれば、押し出された後にすぐ場外に落ちることは少なくなるかな、と思います。

膝のケガについての講習を徹底的にする

これは既に行われている気もしますが、体重が増加してきて危険な状態が増えていることもあると思うので、何度でも徹底的に行ってほしいと思います。

例えば、下記のような事を行ってほしいです(既に行っていると思いますが)。

  • どのような状態での膝のケガが多いか
  • 取ってはいけない体勢や反応
  • けがを防ぐための練習法

公傷制度を復活させ、事後検討制にする

公傷制度があった時、明らかな仮病やずる休みが多かったので、廃止されたという経緯があるそうです。

ただ、公傷制度が許されないから無理に出場し、どんどん勝てなくなって引退というのは非常に悲しいです。

今後は医師の定期的な診断での報告を基に、復帰する時の場所の番付編成会議にて公傷制度を適用するかしないかを判断してもらえば、ずる休みや仮病は多少減るのではないかと考えます。

まとめ

無責任に提案をしてしまいましたが、とにかく力士が足、特に膝をケガしてしまったら、その後の力士人生、そしてその後の人生にずっと影響が残ります。

芋の里

正に注意一秒、ケガ一生です

無事で長く力士の相撲を楽しみたいので、大相撲協会の方々、よろしくお願いいたします。