さあ!いよいよ9/10から秋場所が始まります!
芋の里
個人的にはこれ無料でいいんですか!?というレベルの内容でした。
本当に楽しかったのでレポートします。
古いスマホのカメラでズーム撮影していたので、画質が悪いのはご了承ください。
目次
稽古総見とは?簡単に説明します
2019年以来4年ぶりに開催された稽古総見。
横綱審議委員会が主催して、両国国技館で1,5,9月の本場所前に行われているようです。
芋の里
下記参考にしました。
今回、色々調べていたら、相撲チャンネル SUMO CHANNELのyoutubeチャンネルに非常に詳しい動画があったので、こちら貼っておきます。動画で見たい方はこちらをどうぞ。
6時30分:開場前に並びました
さて、両国に着き、歩いてすぐの両国国技館に来ました。
既に行列で並んでおり、4人1列で並ぶ形です。
芋の里は正面口から右に進んで国技館の周りを回る場所で開場を待つことになりました。
並んでいる人数から想定して「恐らく升席で座れるのではないか?」という気がしました。
待っている間、本でも読もうと本を持ってきていたのですが、カメラの音が聞こえたので顔を上げてみると、すぐ横を力士達が通り過ぎていくではありませんか!?
錦木 鳴滝
芋の里
しかもちょうど日陰の形なので、まだ暑くはありませんでしたが、携帯扇風機も使わずに待てました。
写真が撮れた力士達
天照鵬 輝鵬
二所ノ関軍団、花房かな?、高橋、龍王、大の里
しかも大の里は日陰を歩いている友風を見つけると、
日陰に向かって歩いてきて(「あついっす」とでも話しているんでしょうか?)
日陰に入ると完全回復
というサービス精神まで見せてくれました!
芋の里
人気の若隆元
サンクチュアリ猿桜をほうふつさせる尊富士
吉井 バカボンスタイルっぽい時疾風 時蒼馬
こんなに開場までの待ち時間が楽しかったことはありません!
おかげで開場までの待ち時間も全く退屈せずに待つことができました。
芋の里
7時過ぎ:開場
開場し、行列が少しずつ進み、正面口まで来ました。
行列から進む途中にも国技館に入る力士に出会いました。
北勝就? 北勝里?
素晴らしいボーナスプレゼントですね。
正面口に着き、グループの人は同じ列になるように指示されます。
そして中に入り、分からないながら何となく東の方に進んでいきました。
何とか升席に座れました!
芋の里
7時から?幕下申し合い稽古
芋の里が席に着けた時にはすでに幕下の申し合い稽古が始まっていました。
やはりテレビで見るのと生で見るのは臨場感が全然違いますね!力士の筋肉の動きなどが分かって盛り上がります。
申し合い稽古は勝ち抜き戦ですね。勝った力士に次勝負したい力士が立候補する形です。
勝負が決まった瞬間(決まる前のフライング?)で一斉に勝った力士に駆け寄る力士の勢いが非常に面白かったです。
常に力士の名前をアナウンスしてくれる
今回の稽古総見中ずっとアナウンスをしてくれていました。
例えば西の力士が勝った場合
「東方代わって、〇〇」というように常に今誰が土俵で取組をしているかをアナウンスしてくれます。
ぶつかり稽古の時も
「胸を出します〇〇、ぶつかります△△」というように、初見でも力士の名前を憶えやすいようにアナウンスがありました。
芋の里
独断と偏見で気になった幕下力士
サンクチュアリの猿桜感がただよう尊富士
サンクチュアリの主人公、一ノ瀬ワタル演じる猿桜に似てませんかね?
ちょっとふてぶてしい感じが気になります。
取組は2番くらいしか見れませんでしたが、幕下で恐らく1人だけ髷を結っていなかったので、非常に印象的でした。
身体もまだまだ大きく出来そうな感じだったので、これからが楽しみです。
8時15分頃:ぶつかり稽古
幕下申し合い稽古の間に十両、幕内力士が集まってきて、幕下に胸を出すぶつかり稽古が始まりました。
北の若や獅子(初めてかな?)達が胸を出して幕下のぶつかりを受けていました。
翠富士は胸は貸しませんでしたが、準備運動をしていました。
8時50分頃:関取合同稽古
土俵の整備が終わると、十両と幕内力士が合同で稽古を取る関取合同稽古が始まりました。
合同とはいえ、基本的には十両同士が相撲を取る感じだったかと思います(すみません、もう記憶があいまいになってしまいました)。
小兵新時代到来か!?新十両朝紅龍、脅威のスタミナ
「小兵新時代」というのは、勝手に芋の里が言っているのですが、
舞の海のような、相手の弱いところを上手くつく相撲を以前の小兵と考え、翠富士を筆頭とする、当たっても組んでも負けない小兵の事です
最近当たり負けしない小兵が増えてきている気がします。
翠富士を筆頭に輝鵬がついてきているかな、と思いますが、そこに朝紅龍も入ってくるでしょう。
身体も素晴らしく鍛え上げられています。
この日は申し合い稽古で何番か勝った後、数分休憩してすぐに何度も申し合い稽古に上がっていました。
来年の幕内は輝鵬、朝紅龍が幕内に上がって、本当に小兵旋風を巻き起こしてほしいですね!
もちろん幕内になると当たりも強くなるので、更なる強化が必要になりますが、翠富士が壁を破ったことで他の力士も続いてくれると思います。
芋の里
9時25分頃:関取合同ぶつかり稽古
ここで幕内が胸を出し、十両がぶつかるぶつかり稽古が始まりました。
ぶつかり稽古だけでも色々想像(妄想)してしまうことが多かったです。
碧山、獅子に外国人力士先輩としての稽古をつける
ブルガリア出身の碧山、ウクライナ出身の獅子に対し、かなり厳しいぶつかり稽古をしていました。
所属部屋は違いますが同じ外国人力士ということで慣れない国での苦労も理解できるでしょう。
「頑張れ!」という碧山の獅子に対する叱咤激励の厳しいぶつかり稽古と感じました。
驚愕!八角部屋の北勝富士と北の若の超速ぶつかり稽古
芋の里が非常に気になっている北の若。
今回の稽古総見では精力的に幕下とのぶつかり稽古も申し合い稽古もこなしていました。
その前も入念に準備をしている様子でした。
そして驚いたのが八角部屋の先輩北勝富士とのぶつかり稽古。
下記ご覧ください。
滅茶苦茶早いですよ!これが八角部屋の普通なのか、それともこの後八角親方の還暦土俵入りや場所後の君ヶ濱親方の引退相撲があるので気合が入っているのか、
とにかく2人とも気合が入っていました。
芋の里
9時35分頃:幕内申し合い稽古
土俵整備の後、幕内申し合い稽古が始まりました。
ただ、芋の里の感覚として、幕内申し合い稽古滅茶苦茶短かった気がします。
申し合い稽古の欠点として、勝敗が決まった時の位置取りが悪いと一回も相撲を取れないので、それもあったかもしれません。
もしくは八角部屋親方の還暦土俵入りで押していたのか。
9時47分頃:幕内上位?の申し合い稽古
ここで大関が土俵に上がり、申し合い稽古が始まりました。
場所前に何回取っているのか?霧島VS新大関豊昇龍
陸奥親方に何か教えてもらう霧島
大相撲のニュースを見ると、霧島、豊昇龍どちらかが出稽古に行くと必ず一緒に出稽古先にいて相撲取ってますよね。
今回も2人で10番くらい取っていたのでしょうか?
しかも土俵下でも豊昇龍と霧島は腕の返し方などをジェスチャーを交えながら話していました。
霧島はそれを近くにいた陸奥親方に訪ねているような感じにも見えました。
芋の里
すこし元気がない?若元春
投げられた後、阿炎に砂を落としてもらう若元春とそれを見る大翔鵬
霧島、豊昇龍は好調な感じがしました。大栄翔も良い状態に見えました。
一方で少し気になったのが若元春。
押し負けたり投げられたりであまり良いところがなかったように思えます。
ただ、これはあくまで稽古総見なので、1週間後に照準をしぼって徐々に調子を上げていってもらえればと思います。
10時15分頃:幕内上位ぶつかり稽古
ここで照ノ富士が土俵に上がります。
ラスボス感があり、盛り上がりました。
照ノ富士が霧島に稽古をつけるんですが、これがなかなか厳しい。
霧島がそれまで申し合い稽古をたくさんしたこともあるのか、かなり動けなくなってしまっていました。
照ノ富士の愛ある叱咤激励を受けて、さらに上を目指してほしいですね!
これで稽古総見は終了。この後休憩をはさんで八角親方の還暦土俵入りだったのですが。。。
芋の里は所用があり、後ろ髪を引かれつつ両国国技館を後にしました。
初めて稽古総見を見た感想
楽しい!お金を取って見せていいレベルの内容
自分の席であれば写真、動画取り放題、開場前も力士が近くを通り過ぎる。
こんなレベルなのに無料って凄いですね!
人気が低迷して一度一般公開を中止したこともあったようなので何とも言えませんが、「子供は無料、大人は1,000円でも見に行きたいな」と感じました。
特にアナウンスしてくれるのは本当にありがたいです。
2階席でいいならゆっくり来てもOKかも
10時時点の2階席の様子
芋の里は今回朝頑張りましたが、「幕内だけ見たい」とか「雰囲気だけ感じたい」というのであれば、今回の時間を目安に来てもいいかもしれません。
ただ、個人的には幕下、十両、十両と幕内くらいの時間が緊張感があって良かったですよ。
朝早起きした分その後は眠かったですが、土曜日を満喫した気分です。
芋の里